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外装リノベーションをやるべき3つの理由


外装リノベーションを行った事例の施工前後写真

いまや知らない人はいない、というくらい賃貸業界でも定着しているリノベーションという用語ですが、「リノベーション=内装」と思い込んでいるオーナー様は多いのではないでしょうか。


ご存知ですか?外装リノベーションが空室対策にとても有効であることを。


そこで今回は、空室対策で外装リノベーションをやるべき3つの理由と、その成功事例をご紹介します。



■空室対策で外装リノベーションをやるべき3つの理由


外装(外壁・外構・共用部)リノベーションをやるべき3つの理由は下記の通りとなります。内装リノベーションとは違う空室対策の効果が見えてきます。


①複数世帯への空室対策につながるため

②入居希望者・現入居者両方に訴求できるため

③内覧時やお部屋探しサイトで好印象を与えることができるため


どういうことなのでしょうか?ひとつひとつ事例を交えて外装リノベーションのメリットについて解説していきます。



①複数部屋の空室対策につながるため


内装リノベーションがその1世帯に対する空室対策であるのに対し、外装リノベーションは全世帯への空室対策に繋がっているということです。事例をご紹介します。


こちらは、築30年のマンションで20部屋中2部屋が空室でした。下記は施工前の写真ですが、一色塗装のため、団地特有の古さを感じさせています。

複数部屋の空室対策につながった外装リノベーション事例の施工前写真

施工後はこちらです。

複数部屋の空室対策につながった外装リノベーション事例の施工後写真

大胆な配色で外壁デザインを一新。全体にダークな配色をしつつも、共用廊下は明るく見えるように白を選んでいます。


施工後、2部屋の空室に入居者が決まり、満室になりました。このように外装リノベーションには、複数の空室に対しての入居促進につながる可能性を秘めています。

※内装の状態(経年劣化など)にもよります。



②入居希望者・現入居者両方に訴求できるため


内装リノベーションが、物件を探している方(入居希望者)だけの対策であるのに対し、外装リノベーションは現入居者への対策にも繋がります。つまり入居促進と退去抑制の両方を兼ね備えた空室対策であるということです。事例をご紹介します。


こちらは築22年のマンションで、48部屋中2部屋が空室でした。

入居希望者と現入居者の両方に訴求できた空室対策リノベーション事例の施工前写真

ゴミ置場がエントランス出入口の目の前に設置され、入居者はゴミの臭いや生ゴミに群がる虫を気にしながら出入りしていました。


ゴミ置き場は道路側からも丸見えで、枯れてしまっている花壇や、光を遮ってしまっているサイクルポートの屋根も手伝ってか、内覧に訪れた入居希望者には暗い印象を与えていました。


施工後がこちらです。

入居希望者と現入居者の両方に訴求できた空室対策リノベーション事例の施工後写真

ゴミ置き場は、ウェルカムウォールの裏へ移動させることで、道路側から見えなくなり、内覧に訪れた方にもマイナスの印象を持たれなくなりました。入居者もゴミの臭いや虫を気にすることなく出入りできます。


また、光を遮断していた屋根も撤去しました。さらに、ヘリンボーン調に張り合わせた木目柄の建材により、エントランスが全体的に明るい印象になりました。


こちらがウェルカムウォールの裏へ移動したゴミストッカーです。

入居希望者と現入居者の両方に訴求できた空室対策リノベーション事例の、ゴミ置き場の施工後写真

施工後は2部屋あった空室も入居者がきまり、現入居者を悩ませていたゴミ置き場の問題も解決しました。


このように外装リノベーションには、内覧に訪れる入居希望者と現入居者双方に対しての空室対策になっていることがわかります。


※ゴミ置き場の移設には、各自治体によって位置や仕様の指定がある場合がありますので、確認が必要です。



③物件探しで最初に見る写真が外観であるため


3つ目の理由ですが、こちらはネットでの物件探しの特徴を捉えた内容です。多くの物件探しサイトでは、物件を検索して最初に大きく表示されるのが外観写真です。ここでマイナスの印象をもたれてしまうと、お部屋の写真を見てもらえない可能性があります。


例えば下記の物件、施工前と施工後、どちらの物件をクリックしますか?


施工前

お部屋探しサイトでインパクトを残せた外装リノベーション事例の施工前写真

施工後

お部屋探しサイトでインパクトを残せた外装リノベーション事例の施工後写真

施工前

お部屋探しサイトでインパクトを残せた外装リノベーション事例の施工前写真

施工後

お部屋探しサイトでインパクトを残せた外装リノベーション事例の施工後写真

物件探しサイト上における物件の外観写真は、部屋を見に行きたくさせるための写真としてと、ても重要な役割を担っています。


内装は悪くないのになかなか入居が決まらない・・・という方は、掲載されている物件探しサイトでご所有物件の外観写真を、客観的にチェックしてみることをおすすめします。



■外装リノベーションのプランニング


いかがでしたでしょうか?

外装リノベーションが空室対策に有効である点を説明することで、その必要性をお伝えしました。


内装リノベーションより外装リノベーションが良い!ということではありません。お伝えしたかったのは、賃貸物件の空室対策には、内装だけでなく外装への意識も大切であるということです。


また外壁リノベーションのタイミングですが、修繕時期のタイミングに検討してみてはいかがでしょうか。特に足場を架けるような工事は、一度に済ませておくほうが得策と言えます。詳しくは下記の記事も参考にしてみてください。


外装の修繕時期のタイミングを表した図




 

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朝日リビングの建物診断は、賃貸物件の価値を維持するために、向上させるために、「何をするべきか」を知るための診断で、空室対策にお悩みの賃貸オーナー様にも必見です。



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朝日リビングの賃貸リノベーションは、時代や入居者ターゲットに合わせてプランニングすることで、物件に競争力を持たせることができます。空室対策にお悩みの賃貸オーナー様必見です。

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